ソルベンシー規制の国際動向――保険会社の資本規制を中心に
著者 ニッセイ基礎研究所 中村 亮一 ソルベンシー規制の国際動向――保険会社の資本規制を中心に
出版社 保険毎日新聞社
発行日 2020年10月25日
体裁・価格 本体3800円/税込4180円/送料495円(税込)
A5判/378ページ
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 保険会社の支払能力(ソルベンシー)の確保は、契約者保護の観点からきわめて重要なテーマです。ソルベンシー規制とは、保険金等の支払いを適切に行えるよう、監督当局が保険会社に対して監督を行うための規制をいいます。
 リーマンショック以後、金融機関に対する国際的資本規制改革として、特に保険分野では、規制のベースとなるリスク評価と自己資本評価などの指標として、保険監督者国際機構(ICIS)の保険資本基準(ICP)、国際会計基準審議会(IASB)のIFRS(国際財務報告基準)、欧州のソルベンシー規制などのアプローチがあります。
 本書では、保険会社の財務健全性に関する国際規制、特にソルベンシー規制と責任準備金規制を中心に解説し、責任準備金規制については、ソルベンシー規制のベースとなっているその評価方法についても触れています。
 また、システミックリスクへの対応として、FSB(金融安定理事会)によるG-SIIs(グローバルにシステム上重要な保険会社)、米国におけるノンバンクSIFI(システム上重要な金融機関)などの指定保険会社に対する資本規制強化を踏まえた、米国・欧州等の検討や動向について、図や表を使い、わかりやすい解説となっています。
 ソルベンシー規制をめぐる国際的な枠組みの概要や動向について基礎から理解したい方にお勧めの一冊です。




【本書の主な内容】
第1章 ソルベンシー規制の概要と動向
第2章 国際的なソルベンシー規制
第3章 EUにおけるソルベンシー規制
第4章 米国におけるソルベンシー規制
第5章 日本におけるソルベンシー規制
第6章 新たなソルベンシー規制をめぐる今後の動向


【著者略歴】
ニッセイ基礎研究所 常務取締役研究理事兼ヘルスケアリサーチセンター長、日本アクチュアリー会正会員、日本保険学会会員 東京大学大学院数理科学研究科非常勤講師(2012〜2019年)、同志社大学大学院商学研究科非常勤講師(2007〜2010年)、企業会計基準委員会(ASBJ)委員(2007〜2009年)、国際アクチュアリー会(IAA)保険監督委員会委員(2000〜2003年)および国際実務基準委員会委員(2012〜2014年)